ヴィンテージ・タイ集め
古いタイ(ネクタイ)を買い始めたのは、いつからだったでしょうか。考えてみると高校一年の時、府中の大きな質流れ屋の奥で中古タイを発見し、確か300円で買ったのが最初だと思います。そのタイは今もありますが、その後、折に触れて買い集めたタイは新品・中古あわせて数百本にもなります(数えたことありませんが)。
こういう中古(今ではヴィンテージなんて洒落た言葉を使ってますが)タイの魅力は、現代ものにはない柄や色。これを突き詰めた結果、到達したのが1940年代のヴィンテージ・タイです。特徴はプリントによる派手な色と幾何学模様、そして10〜11センチという幅広い大剣。また短めなのも特徴で、当時は大体がシングルノットで、しかもベストを合わせる場合が大半だったため短くてもよかったようです。この時代のタイは、もう相当集めました。そこで次に目を付けたのが'30年代もの。この時代は大剣の幅が8.5〜9センチ(もっと細いものもあります)。長さは'40年代よりさらに短く、裏地はなくて薄い芯一枚だけの簡素な仕立てで、大剣と小剣のコバにステッチが入っています(裏地がないから当然です。また'40年代にもこういうものはあります)。そして織り柄が主、といったところでしょうか。でも、こういう'30年代ものを見つけるのはなかなか大変。しかもコンディションが良くて着用に耐え、手頃な価格で、となると滅多に見つかりません。
先日も、某古着店で一本見つけたのですが薄汚れていてボロボロ。どう考えても着用できませんが、資料だと思って買いました。それが写真右の青系の一本。その数週間後、別の古着屋で発見したのが左の臙脂系の一本。こちらはグッドコンディションで米国ヴァン・ヒューゼン社製。ちなみに青系が400円、臙脂系が4800円と価格が12倍も違いますが、買うときは、どっちも同じように悩みます。なにせ「資料として買ったけど、もはや着ないし着られない」アイテムが家中にゴチャマ.ンとあるものですから・・・。
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