理想的なスペクテイター・シューズ
コンビの靴というと我が国では、サドル・シューズを除けば、かなり特殊で、しかもドレッシーな印象が強いようです。ところがアメリカなどでは「スペクテイター・シューズ」と呼ばれ、元来はスポーツ観戦のときに履くスポーティな靴でした。とはいえ相当にスタイリッシュですし、履きこなしの難しい靴でもあります。ちなみに、この靴が大流行したのは'20〜'40年代。この時代のファッションにドップリはまっている自分としては、是非とも手に入れたい一足ですが、なかなか「これだ!」というものに巡り会えません。ところがついに海外のネットオークションで'40〜'50年代初頭に作られた、まさに理想の一足を発見! 相当に奮発して入札し「これなら誰もついてこれないだろう」と思っていたらライバル出現。おかげで思ったより高値で落札するハメになってしまいました。とはいえ英米の新品の半額程度で購入できたのですから文句なしです。ご覧のように白いヌバックと茶色のカーフのコンビネーションになっていて、ダメージもほぼ皆無で完璧な状態。しかもジャストフィット! なによりコバが張っているのが好みにピタリ。この雰囲気は最近の製品にはない味です。大切に履いていきたいのですが、なにせ古いものなのでいつダメになるか心配です。それに、できれば同じデザインで白×黒のコンビも欲しいところ。そこでこの靴のレプリカをどこかに作ってもらおうか、なんてことも考えていますが、ネットオークションでまた探す、というのも楽しいんですよね。


